c言語において、if文で記述ミスを減らすテクニックについて解説します。
・if文とは?
以下のような記述をif文と言います。
判定をするために使用します。
if( a == 1 ){
処理1;
}
上記のif文では変数aが1のとき、処理1を実行します。
・if文での記述ミス 以下のような記述ミスをすることがあります。
イコールがひとつ足りないというものです。
if( a = 1 ){
処理1;
}
このとき以下のように処理されます。
1 )aに1を代入。
2 )aに1を代入する処理に成功した場合、処理1を実行。
このソースコードをコンパイルしてもエラーが発生せず、また前述の通り判定がうまく機能しません。
・記述ミスを減らすテクニック 以下のような記述にします。
if( 1 == a ){
処理1;
}
1とaの順序を入れ替えています。1とaを比較するため、この記述でも正常に判定されます。
では、以下のような記述ミスをした場合はどうなるでしょうか?
if( 1 = a ){
処理1;
}
この場合はコンパイルエラーが発生します。理由は、1にaは代入できないためです。
このようにソースコードの記述を工夫すると、ミスに気付きやすくすることができます。
ミスを減らそう。