アセンブラ?アセンブリ?それともアセンブル?

機械語はその名の通り、機械にとってはとても読みやすく、

逆に人間のとってはとてもじゃありませんが読めたものではない、

単なるバイナリ列です。

 

この機械語を人間にもわかりやすい形式で記述したものが、

アセンブリ言語(assembly language)となります。

 

よくアセンブラ言語(assembler language)と

表現する方もいらっしゃいますが、

超正確に言いますとこれは間違いです。

 

(現在はほとんど間違いとは言いにくくなっているように

皆さん使われておりますが…。)

 

アセンブリ言語で書かれたソースコードを、

機械語に翻訳することをアセンブル(assemble)と言い、

この翻訳を行うプログラムのことを

アセンブラと呼ぶのです。

 

Javaプログラムはコンパイルしても、

バイトコードと呼ばれる中間言語が見られるだけですが、

C言語によるプログラムはコンパイルする際に

アセンブリコードも中間物として生成可能ですので、

アセンブリなどの低水準言語に興味のある方は

一度ご覧になってみてください。

 

高級言語がどれほど高水準であるかが、

一目でおわかりになられるかと思います。